乙女は街へ買い物に | ナノ
「…あ、お嬢ちゃんレジに行ったな。」


  さて、そんな二人の会話なんて露知らず。なまえはいそいそとレジで会計を済ませるのであった。
  お買い物はこれでオッケー。さあお家に帰ってとびきりの頬っぺたが落っこちるくらい美味しいお菓子を作らなくては!重大任務だ抜かりはないな、それゆけ私!気分はすっかり上昇しているのである。

「前はちゃんと見て歩きたまえ。」
「はあい。」

  途中で出会ったキャベンディッシュはもう既に両手いっぱいのプレゼントを貰っていた。
  すごいですね、と言えばみんなの気持ちが篭ってるから落とさない様にしないと、とシェリー酒のきらめきの様な笑みを口元にたたえてくれたのだった。

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