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オレの彼女の奈々チャンは オレのクラスメイトで
凄く可愛くて もう学校じゃアイドル的存在


ほんっとに カワイイんだよネ


すっごい モテる奈々チャンにオレは気が気じゃないんだヨ…






「暁さん 今日の放課後 暇ですか?
よかったら 一緒に新しくできたカフェに行きませんか?」



ほら 言ったそばから どこのクラスかもわからない奴から放課後デートのお誘い


オレは 見ていられなくて奈々チャンに近づこうと席から立ちか上がった
その時 奈々チャンの声が聞こえた


『誘ってくれて嬉しいなぁ ありがとう
でも ダメなの…奈々はね もう 刻くんに あげたから…他の人とデートしないの』


少し恥ずかしそうに言う奈々チャンは犯罪級の可愛さだった

刻くんは もっと奈々チャンが欲しいデス…


「刻って藤原?えっ?付き合ってるんですか?」

『//////…えへへっ
なんか 改めて付き合ってるんだと思うと照れちゃうなぁ//////

奈々ね、刻くんの事 すっごく すっごく大好きなの
だから彼女になれて嬉しいの』



あぁ カワイイなあ〜



オレがそんなことを考えていると


「そ…そんな…暁さぁぁん!!」


相手の男は泣きながら走り去って行った



そしてクラス中の視線がオレと奈々チャンへと突き刺さる



『あっ…!!ここ教室…』



どうやら奈々チャンはここが教室ということを忘れていたらしい


「うれしーナ
こんな大勢の前で愛の告白だなんテ」


オレは奈々チャンを後ろから抱きしめた



『と…刻くん!!
さ…さっきの 聞こえちゃった?//////』

「奈々チャンはすっごく すっごくオレのこと大好きなんだネ
でもオレは愛しちゃってるカラ」

『はっ…恥ずかしいよぉ…
皆 見てるの…』


奈々チャンはオレの方に振り返り 恥ずかしそうに頬を染め オレを見上げながら言った


「っ//////」

その顔…反則ダロ…







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