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事の始まりは、ほんの数時間前…

獄寺くんと山本くんにボコられてる赤ん坊を見つけた。その赤ん坊は、昨日 いきなり教室にやって来て、お漏らししやがったクソガキ…

まぁ、クソガキと言えど さすがにあそこまでボコボコに虐められちゃあ可哀想だなぁ…なんていう気持ちで赤ん坊を助けたのが原因だ。


「ランボさん コイツ好き!」

この一言により、コイツの保育係とやらに任命されてしまったのだ…


「ラ…ランボも気に入ってるみたいだし、暁さんなら…」


おい、沢田くん…あんた私をガラの悪い不良娘とか思ってたくせに、ガキのお守りさせんのかよ!!えぇっ?!テメェが面倒見るのがダルいから、押し付けてるだけだろっ!!


「まぁ、こんなクソ牛程度のお守り オレの出る幕じゃねぇーしな。精々頑張れよ、保育係」


絞め殺すぞタコ!!
テメェじゃ役に立たなかっただけだろ!!


「奈々なら面倒見良さそうだし、適任なのな。なんか手伝えることあったら いつでも言えよ?」


山本くん…アンタって奴は…いい奴だね。


まぁ、というわけで このクソガキのお守りを任されたわけですが…ウザイ…

いつまでこいつの相手してたらいいわけ?
そろそろ大噴火しそうなんですけど?





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