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そのままバイクを走らせること十数分、着いた場所は 沢田くんの家だった。
「ここで待ってて」
『は?』
塀に足をかけ 二階まで大ジャンプした恭弥くん…この人、不法侵入って言葉を知らないのかな…?少しだけ 彼の頭が心配になった…。
数分後、二階から飛び降りてきた恭弥くんに、獄寺くんのダイナマイトが降ってきた。しかし…トンファーでそれを弾きかえしたため、沢田くんの家が 大爆発…この人、器物損壊って知らないのかな…?
「何ぼーっとしてるの?振り落とすよ」
『あれ?もう用事は終わり?』
「うん」
結局 何のために、沢田くんの家に行ったのかは知らないけど、一つ言えることがあるとすれば、私は 行く意味なかったよね?
これってデート?
「お腹すいた」
『買って帰れば?』
「ハンバーグ…食べたい」
『…(作れってこと…?)…家 来る?』
「初めから そのつもりだよ」
『…そう(まさかの、お家デートですか?)』
→あとがき
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