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「人見の居場所 どうやって見つける?」

「携帯電話は、人見の¨電力¨の放電の影響で使いモノになりません…総理につけた発信機も同じでしょう」

「だからどうするって聞いてんだヨ!!」


んなこと誰でもわかってんだっつーノ!!
ホント使えねえな、大神のヤツ!


『平家に任せておけば、問題ありませんわ』

「通称ピカピカ探偵、だもんな?…ぷっ」

「そのようなことは、一度も言った覚えがありませんよ。春日さん」


ピカピカ探偵?何だソレ…マジ笑えるんですケド

まぁいい、とりあえず コード:02の実力でも見せてもらいましょうかネェ〜なんて思っていたら、電話線に触れた平家が いきなり光りだした…


「な…何!?」

「ちょっと¨エデン¨のメインコンピュータと通信を」

「……は!?」

「あそこには、すべてのエージェントの動きが記録されていますから、神田が探し当てた人見のアジトの場所と、それから 人見が関わった12578件の裁きと、その関係者すべての情報をダウンロードしておきました」

「そんな大事な情報、今のでどうやって…」

「グレートファンタジーですよ、刻」


あいっかわらずイミわかんねーな…この変態


『便利ですわよね、平家の異能は」

「こいつ、プライバシーとかって言葉知ってんのかねぇ?マユなしの変態だし?あたしらの個人情報も盗み見されてっかもねーっ、こっわーい」

「悪い子だ。おしおきですよ、春日さん」

『平家、やめなさい。…レイちゃんが縛られているのは、見たくありませんわ。絵になりませんもの』

「どういう意味だ奈々!!あぁ?!」


…確かに、ヒモ女って貧乳だしナ…
縛られてもエロさはなさそうだよネ〜





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