1






目が飛び出るほど豪勢な朝食は、やっぱり びっくりするくらい、美味かった。

こんな料理を朝から食べれるのは、奈々チャンが お嬢様である証拠なのだと実感する。


「でさー、奈々チャンと そこの女も異能者なワケ?」

「あぁ…まぁね」

『レイちゃんの異能は¨生態¨ですわ
触れた人物を老若男女様々な姿に変えてしまう能力ですの』


だから あいつらが爺さんになったワケか…

使えるのか使えないのか謎な異能だナ…


「奈々の異能は¨風¨まぁ、その名の通り 風を操る異能だな」

「へぇ…」

『¨風¨の異能の特徴は、絶対防御と破壊的な攻撃力…ということに なっています』

「奈々の異能の前では、平家の異能も無意味だからな」


ヘンタイの異能が…無意味…?

あいつアレでも¨コード:02¨なんだケド…


『あなた方の持っている異能と同じなのか…と聞かれたら、私は 素直にイエスとは、言えませんわね』

「え…?」

『そこは、またいつか お話しますわ』


オレ達とは違う異能?
どういうコトか聞きたかったケド これ以上聞くな、そういう空気で 聞くことができなかった…







.



[ 50/82 ]


back
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -