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「お嬢様が排除したところで、結局 彼らは自らの手で 田畑を始末したようですね」

『致し方のないことなのでしょうね』


あの日、私達が帰った後 コード:06が
田畑邸を全焼させたようだ。
田畑は、あのまま放っておいても死んでいた。だけど、彼らは それを待つことなんて しなかっただろう。
そもそも、完全に排除してこそ コード:ブレイカーなのだろうから、私のようなやり方が、まかり通るわけもない。


そんなことを考えていると、私の携帯が メールを知らせた。


From 春日レイ
subject 助けて…
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金ない、飢え死ぬ
昼飯食えねえ、助けて。

 - END -



『……あの子は、私を パトロンか何かと勘違いしているのかしら?』

「お嬢様?」

『私、輝望高校へ行ってくるわ。
成瀬、車を出してちょうだい』







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