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『意外と 溶け込めるモノですのね』


桜ちゃんと大神さんのクラスにやって来た私たちは、二人を待っている間、クラスの方々とお話をしている。

何やら刻くんが、エロ神伝説なるものを話してらっしゃいますが、よく わからないのでスルーすることにしよう。


「「「「よーエロ神君!!」」」」

「……………。」

「刻君!?」

『私も来ちゃいましたわ』

「奈々ちゃんまで…どうして』


驚いた顔の桜ちゃんも、とっても可愛いですわね!なんてことは、置いておきましょうか。


『桜ちゃんに 会いに来ましたのよ?』

「私に?」

「へぇ…桜小路にね」

『あらあら、そんなに寂しそうな顔をしないでくださいな。もちろん レイちゃんにも 会いに来ましたのよ?』

「あっそ」


安心したような表情をするレイちゃんに、何だか 親にでもなった気分になる。







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