3
「は?」
何が起こったのか…?
春日レイとかいう女が触れた相手が、皆 爺さんの姿になった…
「助けてやったんだから、今日から 衣食住の面倒よろしく」
『あらあら、大胆ヒモ宣言ね。
それに、桜ちゃんを護りきったらと言ったでしょう?』
「いいじゃんケチ…」
爺さんになった連中は、立っているのも辛いようで、その場に座り込み 腰を摩っている…
唖然とその光景を見ていると、外から激しい攻撃が来た。
「桜チャンの頭部に向けて、正確に撃ってきやがるナ…!!」
磁力が干渉できる範囲外だから、弾き返せねーし…こんだけの数止める方の身にもなれって…
「!!…ぐ……ぐく…う!!」
「と…刻君!?いったいどうし…」
「う……く…ぐ……っ!!」
くそっ!!ロストしちまう…!!
『あらあら、随分と可愛らしい…』
ヤバイ…この状況でのロストもマズイが、何よりも 奈々チャンの目の前でロストっつーのが問題だ…何て言い訳すりゃあいいんダヨ!
「ち…ちっちゃくなっちゃった…みたいな?」
『…バカな人』
「んなっ!?」
「全ては計算通り…力を失くせば
¨コード:ブレイカー¨もただのガキ。
さあ 桜小路 桜、始末させてもらうぞ」
ちょいちょい!!だーかーら!
普通に¨コード:ブレイカー¨とか言ってんじゃねーヨ!!
.
[ 41/82 ]