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「…¨あばれ龍¨ねえ…大体どんなのか想像が…」
「父上!!桜、ただ今帰りました」
「…や、おカエリ 桜チャンV」
マジで…?
すっげぇイカチーおっさん想像してたんだケド…
なんか、すっげぇ病弱な弱そうな奴 出てきちゃったケド?!
「おや?そこの君は、星空(かなた)の娘さんかな?」
『まぁ!本当に父の友人ですのね?
お会いできて光栄ですわ。私、暁星空の娘、暁奈々です』
おいおい!!マジで奈々チャンの父親と知り合いかヨ!!
大手貿易会社社長が、ヤクザと知り合いでいいワケ?!
「桜きゅんが男の子つれてきたってホントォ〜?こんなことって、はじめて〜」
「え!?あ、はじめまして」
「しかも二人ィ!?キャー、どっちが本命!?しかもこっちの彼、ハーフじゃない?カッコイイV」
「ナニ?君、桜チャンの妹?オレに興味アリ?」
「コスプレはほどほどにと申し上げたはず、母上!!」
「は…母!?」
おかしいダロ!!
こんな わっかいのが、母親!?
『随分と可愛らしいお母様ですのね?』
「キャー!!この子、桜きゅんのお友達!?可愛い〜!!」
そう言って、奈々チャンに抱きつき頬ずりをしている 若い母親…
この家族…刺激強すぎル…
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