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大神がロストしたと聞いたオレは 今、輝望高校に来ている。

なんか 神田チャン泣いてるし、大神もロストしておいて、どーでもいいコトを桜チャンと話していた。


「そんなノンキなコト言ってるヒマ、ないんじゃないのォ?」

「と…刻君!?」

「やっほー桜チャン、大神が弱ってるって聞いたから、見学に来ちゃったヨ」

「神田…なぜコイツがここに…」

「申しわけありません」

「神田チャンにつっかかんなヨ」


ったく、ホントにムカツクよナ 大神の奴。この刻様が来てやったっつーのにサ。
コイツもう一回ボコられたいワケ?

なんてことを考えていたら、乱暴にドアが開く音がした。


「神田せんせー、ちょっと命が危険なんで 匿ってくださーい」

「か…春日殿?」

「うわ…来るとこ間違ったな…」







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