「くっ…ぷっ!!」
「バカユーリ!笑いこらえなさいよ…ぷっ」
「そう言うアリアこそ…ぷっ」
「にしても、あそこまで顔変わるとはね〜」
「いや〜、ナナちゃん様々だな!」
「2人とも気付いちゃいないわよ?アンタがナナをけしかけた、なんてね」
「あたし流の悪戯ってやつ?」
フレッドもジョージも気づいていないのだ。
天使の横には いつも悪魔がいることを…
そして、コソコソと笑いをこらえながら話している悪魔に気づいた アンジェリーナは思うのだ。
「ホグワーツ1、2を争うあの双子に悪戯をけしかけるなんて……ある意味、ホグワーツ最強ね…あの2人」
だが、賑やかで微笑ましい光景に、誰もが忘れている。
天使と悪魔の兄が…
変態クソイタイ危険すぎる蛆虫大魔王だということを…。
「ウィーズリーめ…許さんっ!!」
→あとがき