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教室についた後、聖凪とたわいもない話をしていたら、どうやら式が終わったようで、生徒達が教室にゾロゾロと入ってきた。
式に出ていなかった私達が教室にいることが不思議なようで 凄い視線を感じる…。
『おとなしく今日は、寝坊した時点で欠席すべきだったわね』
「…そっスね」
『にしても…やっぱり多いわねこの学校は、他のとこと違って…異界士が』
「ウチのクラスにも1人いるみたいっスね
あの赤メガネの女」
あれは たしか¨呪われた血の一族¨の子ね。
名前は 栗山未来だったかしら?
『面白くなりそうね、これからの学生ライフ』
「妖艶です…素敵っス 今の怪しく微笑む奈々様!!あぁ〜美しいvV目に入れても痛くないとは 奈々様のようなお方のことを言うんっスね」
『はぁ〜…。』
やめろ、視線が痛い…ってゆうより 聖凪 声デカイ
「奈々様!!愛してま…ぐはっ」
とりあえず一発で我慢してやるわ。
「…奈々様…もっと『死ねぇぇぇぇぇ!!』
もう帰っていいですか…?
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