シスコンだって恋をする!! | ナノ


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『ったく 本当に反省文書くハメになるなんてね…』


生徒は皆 帰宅して誰もいない教室で
私と聖凪は、反省文を書かされている。


「奈々様と二人っきりの教室…反省文どころじゃないっス!!奈々さまぁ〜っvvVV」

『飛びついてくるな!!あっちいけ!!変態!!』

「変態じゃないっスよ〜ただ…
病的なまでの奈々様コンですvV」


『…聖凪 一回病院に行こうね』


だいたい あんたは、容姿と性格が比例してないのよ。

ほら、この前も私のストーカーをセメントで固めて海に沈めようとしてたり

この辺のヤンキー達を束ねてる裏番長だったり…


見た目だけはクソがつくほど真面目に見えるのに。


『あんた ある意味 最強ね』

「ありがたきお言葉」

『だから褒めてな…!!』

この気配は妖夢?!


なんで学校内に妖夢が?
たしか名瀬家の長男が檻を張ってるって聞いてたけど…


『聖凪…』

「行きますか?」

『えぇ』


とりあえず 諭吉様 何枚かによるから…


『いつものように、よろしくね』

「任せてください」








*入学式と反省文*



『諭吉様以下なら 無視して反省文の続き書きましょう』

「了解っス」







→あとがき

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