ここからが本番
倒されたGファルコンのメンバーが目を覚ましたようだ
全員ナイフを出し刻に再び襲い掛かる
「ここからが本番ダヨ…」
刻は磁力を異能を使い近くのベンチを持ち上げた
そしてそれを襲い掛かってきたメンバーにぶつける
ベンチをぶつけられたメンバーの手から離れたナイフを磁力で全て拾い上げ、刃先を残りのメンバーの方に向けた
「お前ら如きがこの刻様に勝てると思ってるワケ?」
「「「「てんめぇぇぇぇ!!」」」」
「沈みなヨ」
ナイフがメンバー達に突き刺さる
リーダーを残して全員が死んだ
「後はあんただけだヨ…リーダーさん?」
「くっそぉぉぉぉ!!」
ナイフを振り回し、刻に向かって走ってくるリーダー
刻は近くにあったナイフを浮かせた
「目には目を、歯には歯を」
「舐めやがってぇぇぇ!!」
「悪には正義の鉄槌を」
「ぐっ……」
リーダーの頭にナイフが刺さった
そして、崩れ落ちた
「……随分と面倒臭いことしてくれちゃったネ」
『刻、お疲れ様』
「なまえチャーン!!…ってまた大神もかヨ」
私に抱きつきながら零に嫌そうな目を向ける
「何でお前と1日2回も顔を合わせなきゃいけないんだ」
「それはこっちのセリフだっての!」
『喧嘩しないの!』
「「すみません/ごめんネ」」
全く……なんでこんなに喧嘩ばっかりするのかな
『あ、園子に連絡しなきゃ!後で合流するって言ったのよ』
「じゃあオレはお先『刻も一緒に行くんだよ』……マジかヨ」
刻を引き止めて園子に連絡を入れた所、米花駅で合流する事になった
私達3人は米花駅に向かった
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