公園
コナン君を追いかけて行くとある公園が 見えてきた
公園の茂みに隠れるようにして様子を伺っているようだ
『……コナン君』
「っ…………なまえさん!……大神お兄さんに蘭姉ちゃん、園子姉ちゃん…どうして?」
「コナン君が心配だから付いて来たのよ!」
「ごめんなさい……」
それよりも公園内部の様子が気になるな…
「…コ……コナン君!」
「光彦!」
「今、歩美ちゃんと元太くんはリーダーに捕まってます!」
リーダーねぇ…あ、あの真ん中にいる奴かな?
…………ん?
よく見ると腕には鷹のタトゥーが入っている
『あれは…Gファルコン』
「Gファルコンか…俺が全て消滅させたと思ったんだが…」
『恐らく刑務所から出てきた奴らでしょう』
私達は人に聞こえないような声量で話していたつもりだったが、一人だけこの会話を聞いていた人物がいた事を私達は気付いていなかった
『コナン君』
「!!……なっ何?」
『あの連中は一般人じゃあどうにも出来ないよ。ましてや子供なんかが行ったら生きては帰って来れない』
「…なら、私が行くわ!」
蘭がそう言った
蘭がそう言った直後に私はある物が目に入った
『ふっ……』
「なまえ、どうして笑ってるの?」
その場にいた零を除く全員が私を不思議 そうに見る
『蘭、大丈夫だよ。私達が行く事はないし、行かなくても子供達は100%助かる 』
「どうしてそんなこ「僕達、こんな夜遅くに捕まってどうしたのかナ?」……刻君?」
そう、私の目に入ったのは刻だった
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