帝丹高校への侵入者


帝丹高校での初日の授業も無事終わり、放課後になった

このまま何もなく今日は終わるかと思っていたが……

『ねぇ、零……何か騒がしくない?』

「確かに周りが騒がしいな。女限定だけど」

そっと騒いでる女子達の会話に耳を澄ませる……が、その前に蘭と園子が行こうと迎えに来てしまった

「オレらが出る程の事じゃあなさそうだから大丈夫だろ?」

『ならいいんだけどね…』

何か関係あるような…そんな感じがする

「何処から行こうか?私と園子は米花町なら何処でも知ってるから任せて!」

『うーん……そうだね………じゃあ米花博物か「見た見た!?」』

「ね!超格好良かったよね!!でも学校勝手に入ってきてたけど大丈夫かな?」

「大丈夫なんじゃない?でも写メ撮りたかったなぁ」

「何処の高校なんだろ?」

「確か閉成学院だよ!あのめっちゃ頭良いとこ♪」

その話を聞いて園子はイケメン何処!?なんて言っているけど

「閉成…学院」

零はかなり曇った表情を浮かべ始めている

「ハーフっぽかったよね!」

「確かに!フランス人なのかな?あと目の色が左右違かったのもグッときたよねぇ」

ここで確信した

この学校に彼が侵入したのだと……




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