神様のmiss
目が覚めると私は知らない家で寝ていた。
これから新しい人生か
って……あれ?
確か記憶が無くなるんじゃなかった?
やっぱり神じゃないんじゃないのか?
『間違い…か』
「あなた!なまえが喋ったわよ!」
「本当か!?生まれてまだ7ヶ月だぞ?」
「本当に喋ったのよー」
生まれて7ヶ月か…7ヶ月でこの思考は流石にやばいよね
私は子供の振りをすることにした
『ぱぁ…パパァ…』
「喋ったぞ…なまえが喋ったぞ!……そうだよ、パパだよ」
…名前は一緒なんだ
「そう言えば新一くん、この間1歳になったんだけどもう歩き出したみたいよ」
「凄いなぁ、新一くんは」
新一? ……………どっかで聞いたことあるようなでも、わからない
そう、名前と前世と神
この事以外の記憶は無い
これからどう過ごそうか、悩んでいた7ヶ月の赤ちゃんだった
「あら!?記憶が全部亡くなっていないじゃと!?」
やはり神のミスであった
「まぁ、いいか」
そして適当だった
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