そこまで怒っていない道明寺に安心し、盗み聞きしていた4人は部屋に入れてもらい、聞かなくても道明寺はあった事を話し始める。
「しかし司がここまでちゃんと話できるとはなー」
「お兄さん感動だよ」
つくしは道明寺の事は好きだけれど、きっと道明寺の想いより10分の1くらいしかないと言った。道明寺はそれに対し期間限定で付き合ってみないか、そう提案したのだ。
「光も最近悪乗りし過ぎ!西門さんに染まってきたんじゃないの…?」
「…何かその言い方嫌なんだけどな…だって、つくし何も教えてくれないし、頼ってもくれないしさー取り残された私としては気になって気になって仕方ないんだよねー」
その言葉につくしは思わずうっと息を飲んだ。決して内緒にしているわけじゃ…弱弱しく言うつくしに光は笑ってみせる。
「大丈夫、つくしの性格分かってきたから」
もう言いたい時にだけ言ってもらえれば良いや。私も全部言っているわけじゃないしね。
「で?どーすんの、つくしちゃん。期間限定でつきあうの!?」
「か、考え中」
「失って気付くのは遅いぜ…俺のよーに」
美作は膝を抱えていた。
「こいつ人妻にふられてんの」
「天罰だよ天罰!人のモンに手出すから」
「何とでも言ってくれ」
「じゃあ言わせてもらうが、人気がないのはその髪型のせいだと思うぜー」
「和也とみわけつくかな…」
そんな事無いです!あきらさんにはあきらさんの、和也君には和也君の良さがあるんです!別人です!そんな光のフォローはあきらには届かない。
終
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bkm