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 ファンタジー、最後までお読みいただきましてありがとうございました。このお話はアニメ最終話の廃墟のような街で茫然と歩く幼女を見て思いついたものでした。
 アルミンは、わたしが進撃のなかで一番すきなキャラクターです。進撃のラジオで声優さんが話していたと思うのですが、ストーリーの中でいちばん人間的なキャラクターが彼だとわたしも思っています。彼のリアリストさは成長とともに増していると考えているのですが、そんな彼の支えになっているのが外の世界への憧れという、ある種のファンタジーだと思うのです。
 接した期間が短くても、心を通わせたつながりは後々の人生に影響を与えるものだと思います。このお話では、エレンやミカサとは異なる人、ヒロインとのファンタジー的な出会いが後々のアルミンの支えになっていたということを書ければなあと思っていました。そしてアルミンとの出会いが後々の支えになっているのはヒロインも同じ。
 読んでくれたあなたに少しでも響くものがあれば、それだけで幸いです。

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