花護・人間篇（その１）
○少舎・碩舎（がっこう）
５歳から１２歳までが通う学校を少舎、１３歳から２０歳までが通う学校を碩舎と呼ぶ。さらに上位の研究機関も存在する。少舎までは義務教育とされているが、地域格差がある。
○国試（こくし）
花護になる為の試験。
受験をするには、少舎、碩舎とよばれる学校それぞれの修業を必要とする。
但し、成績が優秀な者に関しては、碩舎の長の推薦を受けて受験をすることができる。三年に一回、各庭府で行われる。
○国試の順位
国試の順位において、首席、次席、三位の成績を得た者は、以下のように呼ばれる。
首席…状元（じょうげん）
次席…榜眼（ぼうがん）
三位…探花（たんか）
夏渟の花護・燕寿は状元、冬園の花護・跡俐は探花の成績を修めている。
○剣鉈（つるぎなた）
花護たちが持つ平たい刀。草刈りに使う鉈が伸びて大きくなった形状をしている。
花護の証であり、蟲を倒す必需品。花護になると庭から授かる。
本当に草を刈ったりもする。
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