冬園(とうえん)



位置:北方にある。高い山々が並ぶ、極寒の気候に支配された土地。

国勢:四つの庭の中で最も暮らしが厳しいとされている。花精の数も少ない。
国費を賄う産業は鉱石や油の採掘が主。花護必携の剣鉈は、冬園産の鋼を、夏渟で打ったものが特に珍重される。ただし、質は良いが絶対量が少ないため、国を支える手段としては弱い。
花護や防人を派遣して稼ぐようになるのはしばらく後になる。

旗(貴族):正灰旗、鉄旗、錫旗、鉛旗。黒は神や王の色とされ、人間は着用しない。

庭師:玄(しづか/きたのきみ)、脇侍はなし。

執政:不在

百花王:蜜月(みづき)。蝋梅の花精。うつくしい少女の姿をしているが、相当な年を経ている。

花精:水、氷の力を使う。


庭府:擁羚(ようれい)。宮殿は玄冬宮。


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