国と庭師
【春苑】(しゅんえん)
春の庭。「庭の一」と呼ばれ、多くの花精を抱える。花護を養成するのに特化した碩舎(がっこう)を持っているため、他の庭からも人材が集まる。一年中緑に溢れたうつくしい国。
庭師:群青(むらさを)
春御方(はるのおんかた)と仇名される。すべての庭師の中で最強。
脇侍:連暁(れんぎょう)
【夏渟】(かてい)
夏の庭。花精たちは火のちからを持つため、工業に優れている。花護たちが持つ剣鉈は多くがここで製剣されている。身分社会が最も激しい。常夏の国。
庭師:呉綯(くれない)
炎斑帝(ほむらのみかど)と仇名される。
脇侍:なし
【秋廼】(しゅうだい)
秋の庭。収穫の季節である故に、農業に優れている。花精たちの食料を造っている国。一人の執政ではなく、複数の執政と花精で合議制のまつりごとを行っている。
花精の売春を禁止し、番を無視して保護する施設を持つ唯一の国。
庭師:素王(すおう)
秋好宮(あきこのむのみや)と仇名される。
脇侍:朱縊(しゅい)
名前のみが残っている。
【冬園】(とうえん)
冬の庭。氷雪の大地を持ち、生活する人間も花精も最も少ない。ただ花護も含め、戦闘の技術力が高く、「冬園の防人(ただの人間の兵隊)は夏渟の花護に勝る」とまで言われている。他の庭に兵隊を貸し、金を稼いでいる。
庭師:玄(しづか)
北君(きたのきみ)と仇名される。
脇侍:なし
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