人と花護（はなもり）
【人間】
平民と旗人（きじん）と呼ばれる準貴族〜上流貴族階級に別れる。
【稀人】
まれびと。
「黄泉（こうせん）」＝彼岸、あの世から還ってきた者のことを言う。
黄泉から連れ戻された人間の多くは、庭で果たすべき役目があるとされる。
異なる世界から来たと言う、奇妙な衣服を纏っている、庭のことわりを何一つ知らない、などの共通点を持つ。
【花護】
花精の力を受け、超常の力を操る人間のことを言う。
少舎・碩舎と呼ばれる学校を卒業し、国試に合格した者が花護の資格を得る。花護になると証に剣鉈（つるぎなた）という、平たい刀を下賜される。
花護になっても、必ずしも花精を得ることは出来ない（相性がある）。
長らく花精の居ない花護は「無役」（むやく）といって馬鹿にされることもある。
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