1)気道確保
・片手を額にあて、もう一方の手の人差し指と中指の二本をあご先にあて、これを持ち上げて気道を確保します。この時下顎の柔らかい部分を圧迫しないよう注意して下さい。
・また、首を怪我している場合は上記の気道確保法は危険なので、傷病者の頭側にまわり、両手を下顎に当てて下顎のみを引き上げます。
2)人工呼吸
・気道を確保した状態で、呼吸の有無を確認(10秒以内)します。呼吸がなければ人工呼吸を開始してください
・気道を確保したまま、額に当てた手で傷病者の鼻をつまみます。口を大きくあけて傷病者の口をおおい、空気がもれないようにして、息をゆっくりと吹き込みます。
・この時、およそ1秒かけて、2回吹き込みます。
3)心臓マッサージ
・かたい床の上にあお向けで寝かせます。
・傷病者の横にまわり、圧迫部位を確認し、手の付け根がその部位にあたるようにおきます。
・他方の手をその手の上に重ね、肘をまっすぐ伸ばして体重をかけ、4〜5cm胸骨が下がるくらいまで圧迫します。
※AEDは一般の人でも使用が認められています。