災害時には被災による精神的ストレスに加え、集団生活など慣れない環境が身体へ悪影響をきたします。このようなときは以下のことを注意して食事を摂るようにしましょう。
A.トイレ事情が悪化することから、被災者はトイレに行く回数を減らそうとして水分を控える傾向にあり ます。これは高血圧を悪化させたり、座ったままの生活と関連してエコノミークラス症候群を引き起こす原因となったりして非常に危険です。食品に含まれる水分も含めて水は1日3リットルを目安にきちんと補給するようにします。
B.ストレスを軽減する栄養素としては、ビタミンCやマグネシウムなどが挙げられますがこれらは新鮮な野菜や果物から摂取できるものであり、保存のきく災害時の食品だけでは不十分です。そこでこれらを多く含むマルチビタミン・ミネラル系のサプリメントを災害時のために1ビン用意しておくと大変役立ちます