「日番谷隊長、知ってますか?
今日は一年に一度、彦星サンと織女星サンが
出逢える特別な日なんですよ」
「また松本か……」
私が言うと
日番谷隊長は書類から目を逸らさず
少し呆れたような表情だけを見せた
「今日くらい、雛森副隊長に
想いを告げてもいいと思います」
だから私も仕事する手を止めず
静かに言った
私は、隊長が好き
だけど隊長の一番は雛森副隊長だから
だから、2人が幸せであって欲しい
日番谷隊長は隊長であるが為に
仕事以外はあまり目を向けない
今日こそは、想いを伝えて下さい
「……馬鹿野郎、
雛森はそんな事望んでねぇよ、
後は頼む、」
私の彦星サン…日番谷隊長は
私を一人残して出て行った
七夕企画で、もしやの切ない(;゜ロ゜)