音無クンはそんな私の顎に
優しいく手をやり
皆がいるにも関わらず
触れるだけのキスをした
『…………Σえ━━━━っ』
皆は驚いて
私は何も言えなくて
軽く押し返す事しか出来なかった
「音無……お前、何やってるんだよ」
そんな私たちに
声を掛けながら日向クンが近付いてきた
「日向がちゃんと
気持ち伝えないからだろ」
音無クンは部屋を出て行かざるを得ず
私を置いていく
きっとこれも音無クンの優しさで
ほんの少し、見直した
「蒼空………悪かった
俺お前の事好きだから、
だから音無なんかとイチャつくなよ」
そういうと放心状態の私に
日向クンも、キスをした
だけど音無クンに負けてはいけない
そう思ったのか
少しばかり荒いキスだった
嫉妬から生まれたキス
だだ不器用なだけなのだけれど
「私も日向クンが好き」
荒い荒い甘いキスも好きになった
『大好きだよ』
駄目文だなぁ、