Short Luv | ナノ


最後の日々

今にも死んでしまいそうな、
消えてしまいそうな蒼空は

俺をそっと抱き寄せキスをした

ただ触れるだけのキス

それはもう、冷たくて
一生忘れられねぇって思った

「おぃ、蒼空―……
王子を一人にすんな」

優しい言葉をかけてやりてーのに
言葉が上手く出てこない

声がかすれて上手く話せない

「愛してるよ、ベル」

蒼空はそう呟くと
俺の腕の中にそっと倒れ込む

幸せそうな顔をして
もう動く事はなかった

ただ純粋に切なくて
泣ける物語が書きたかった
でも泣けるのは、次の二部?かな
文才欲しーいよ(-_-;)
しかも付き合ってるシーン
書いた方が良かったかな?
番外編……?

2010/08/30


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