それから、一週間、二週間と時は過ぎ
一ヶ月が経った
この日はヴァリアー全員での任務となり
私も最前線へと立たなければならない
元々、風を扱う私は
守備を担当していたが
1ヶ月かけてやせ細ってしまった私が
力を出せるはずもなく
ボスがカバーしてくれていた
「あら〜ボスったらやる気ぢゃな〜い?」
そんな時、
ベルとマーモンが危ない状況で
私の絶対防御で守ってあげる
守ってあげたかった、
なのに、急いではった防御は
派手な音を立て崩れていく
今までこんな事はなかったのに、
「ヒャッハー、ジャックザリッパー頂き」
「ベル━━━━━━━━っ」
私の無力さを憎んだ
私がしくじった事を呪った
ベルは私を信じていた
だから、相手の攻撃を避けなかったんだ
それから、
私の意識も遠のいていくのが分かった
「を゙ぉぉぉおい!!蒼空っ」