私はお風呂から上がり
その勢いでベルに逢いに行く
(コイツ誘ってんぢゃね?)
「ベルー、ってキャッ//」
ベルはベッドに腰掛けていて
私が近付くと腕を掴み押し倒してくる
「しししっ、蒼空が悪いんだぜ?」
「ベルっ/// 待って」
私が名前を呼ぶと
噛みつくようなキスが降り注ぎ
だんだんと首もとに近付いてくる
ベルの長い髪が微かに当たるのが
程よくくすぐったくて
声が漏れてしまった
「……ん」
「まぢありえないんだけど//
蒼空、王子の事誘ってんの?」