「待ってくれ、蒼空」
少し遠くまで行くと
ウェルキンに腕を掴まれる
「離してっ!!
ウェルキンなんて知らないもん」
涙ぐむこの瞳でウェルキンを見てみると
酷く悲しそうな顔をした
「悪いけど僕には
何がなんだか分からないよ、蒼空?」
「だって、ウェルキンの彼女は
私のはずなのに…
アリシアと仲良いなんて」
これってワガママ、かな
「蒼空、こっちを向いてくれないかい?」
そんな声が聞こえると
唇に温かくて柔らかい感触
ウェルキンはキスをしてくれた
「蒼空、君だけを愛しているよ」
何だかんだ初ウェルキン^^*