Short Luv | ナノ


やっぱり王子


私の指に輝く一つのリング

ボンゴレリングなんて
立派な物ぢゃないけど

ただ私たちが恋人である
という証なだけで
私にとっては
大事な大事な宝物

「蒼空、何考えてんの」

気が付けば目の前にベルがいて

「王子、蒼空の事なら何でもわかっちゃう
何考えてたか当ててあげようか」

ベルは私の心を見透かしたように
声を掛けてくれる

「えっ、ううん…悩み事なんてないよ?
ただ、ベルが一緒にいてくれるなら キャッ」

だから心配なんて掛けたくなくて
静かに微笑んだ私

ベルは私の腕を引っ張り
強引に抱き締めてくれた

「王子がホントに蒼空の事
好きかって事でしょ
蒼空も可愛いもんだな、うしし
大好きだぜ?」

「ありがとう、ベル…大好き、だよ」

途中泣きそうになりながら
声が震える

自分勝手で殺しが好きでも
私の王子は、ベルだけなんだ

「うしししっ、だってオレ王子だもん」

「愛してるよ、王子」

ベル"(/へ\*)"))恥 格好良過ぎですw
めちゃくちゃ好きです!!!*゚

2010/08/17


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