Short Luv | ナノ


10年後の貴方に私は

10年バズーカで10年後に来た私は
大人になったフゥ太に出逢った

「…フゥ太?
すっごくおっきくなったね」

ものすごく変わったフゥ太、
私は目を輝かしながら話しかけてみる

「……」

「どうしたの?悲しそうな顔して」

だけど、
フゥ太は何も答えようとしなくて

「……蒼空姉、久しぶり」

私はフゥ太の大きな手を握った

「10年後の蒼空姉はいないんだ
蒼空姉は、蒼空姉は
僕を守って死んじゃったんだ」

その手は小さく震えていて
フゥ太は目を伏せた

「そっか、10年後の私はいないんだね」

「ごめんね、蒼空姉」

その瞳から零れ落ちた雫が
私の手を伝う

悲しく思えた

「もし私がフゥ太を
守って死んでしまったのなら
それは私が選んだ道、
後悔1つないはずだよ?」

だから、そっとフゥ太を抱き締める

「蒼空姉、本当にごめん…
蒼空姉、大好きだよ」

「私もフゥ太が好きだよ」

静かにキスをした

10年後の貴方に
私は再びの悲しみと
最初で最後のキスをした

初めてREBORN夢書きました(^^)
あんまり設定とか分かってないのですが
どうでしょう?
本当はちっちゃい
フゥ太が好きなんだけど…(笑)

2010/08/06


[back] * [next]


- 103 -


人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -