今初めて逢った蒼空
コイツの腕や足は
カッターの切り傷で痛々しい
「なんでそんなに
傷付かなきゃいけなかったんだよ?」
「誰も私の辛さを分かってくれなくて」
話し出す声は震えていた
「だから、分かって欲しかったの」
「そっか
俺、俺はお前の事、守ってやりたいから
何でも言ってくれよな、蒼空?」
俺は後ろから
俺の重さを伝えるように抱き締める
本気で守ってやりたいと
そう、強く思った
久々更新なのにちょっと暗い(゚Д゚)