私とファルディオ、ウェルキンは
大学の同期でもう何年もの
付き合いとなる
だけど、義勇軍へ来て
ファルディオは私を取り残すように
隊長となった
そう、遠い存在になり
私は自分自身に自信を無くしたんだ
それからというもの
大好きなファルディオに
関わるのが辛かった
だって、こんなにも駄目な私が
彼の、ファルディオの瞳に映るなんて…
幻滅される、そう思ったから
「ごめんね、ファルディオ…
ずっとずっと好きだった
ウェルキンぢゃなくて
ファルディオの事が
だけど自信なくて言えなかった」