tiamo/tiara | ナノ


5/擦れ違う想い

皆のいる談話室に行こうと
ドアノブに手をかけると聞こえる話声

「スクアーロ、君は知らないのかい?
ソラが何者なのか」

「あぁ、ボスだけだな」

私のこと、

「ボっ、ボスとあの女だけの秘密なのか!?
怪しからんっ」

何か疑ってる…?

でも、私も信じてないから
仕方がない

ドカーンッ

「おい、レヴィ
てめぇ、うるせーんだよ」

会話に浸っていると
隣を勢いよく通り
その勢いでドアを蹴り飛ばすベルがいる

「あらぁ〜ソラちゃん
早く入ってちょうだい」

ドアの前で佇んだ私は
ルッスーリアに連れられて
部屋へと入っていった


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