祝福と懺悔と
そこには愛だけが存在していたように思える
一息つくたびに彼の言葉を思い出してしまうの
それは遠い冬の、まだ私が幼かった頃の話
桜が降る日にもう一度だけお会いしましょう
きっとそれが最後の、
雨が私の純情を濡らしていってしまうものだから
全てが空白へと戻される春に恋をした一人の寂しがりな少女へ、この涙を心臓に押し込めて最果より愛を
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