薄荷の香りのさよなら
2012/03/21

突然唇に薄荷の香り

不意のキスに驚いた僕

きみは悪戯っぽく笑うけど

やっぱりどこかはにかんでる

そして涙をこらえてる

そんな空気が伝わって

僕の涙腺のど真ん中を叩いてる

楽しい時間は光速だ

わかってるよ神様

わかってる

わざと灯りを残した部屋

ちょっとでもさびしさ和らげるため

きみの香りがまだ少しだけ残っていて

片方の目からまたぽろぽろと涙が落ちた

楽しかったなぁ

楽しかったなぁ

世界で二番目に幸せになりたい

あなたを世界一幸せにしたいから

またきみに会えますように

他にはなにもいらないから

僕が欲しいのはきみだけ

優しい時間をありがとう






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