お姉さんと真凛ちゃん
チャイルドトリガー（真凛ちゃん）
京介くんと真凛ちゃん。
｢うぇーん！！！｣
聞こえるはひたすら泣いてる声。
当真 君が！あ〜、よしよしな！
泣きやめってあやしてるけど
止まる気配はない。
｢お、にいち、ゃん、どこ？｣
ひっく、ひっくと途切れ途切れに呟く
真凛ちゃん、お姉さんと遊ぼう？？と超えをかけるが、いやいやとするだけ。
これは春さんでもだめかまいったな〜。と東くん
そんな時だ。
｢真凛！！小さくなったって？！｣
入ってきたのは、換装状態のままの京介君。
あ、そっか玉狛第一は任務だったね。
｢お、おにいちゃーん！！｣
彼の姿を見つけるなり、すぐに駆け寄っていった彼女を、京介くんは軽々抱き上げた。
ほっとしたのか首に手を回してぎゅっとしがみつく。
お兄ちゃんって、京介君の事だったんだ。
｢まりん、ずっと、まってたのー！｣
にこっと、笑う。
そっか、待たせてごめんな？ってこつんと額を合わせる。
｢おにいちゃん、だーいすき！！｣
京介くんの頬にちゅっ、とする。
彼は、元に戻ってもやってくれたらいいのにな？と真凛ちゃんを抱え直して、赤い顔を隠すように抱き込んだ。
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