お姉さんと迅君
お疲れ様です〜と声を掛けて来たのは自称エリートの彼。
「いや〜、ちょっとお願いがあるんですけど」
彼のお願いはだいたい氷麗ちゃん絡みだろう、うん、間違えない。何でしょう??と一応聞いてみる。
「暑いけどさっぱり食べられる鍋ってないですかね??」
待ってて〜、さらっとレシピを書いて渡す。
「おー!えっと、塩レモン鍋??」
氷麗ちゃんと食べるなら辛いやつより、さっぱりしてて食べやすいよ?そう言えば迅君は、流石ですね〜。少し照れて頭をかいた。
彼には教えないけど、この前氷麗ちゃんも似たような感じで来たからね〜、だいたい交互に来るんだな。この子達は・・・。
早くくっつけばいいのにって思うんだけども、それは2人を知る周囲が思ってること。
ま、頑張りたまえよ。
青少年いや青年??
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