海先輩、happybirthday!

前書き

紅羽ちゃんから海ちゃんBD夢頂きました!
紅羽ちゃん宅の烏丸連載夢主ちゃんがちょっと出ます!
なので名前変換ないです!
それでもよろしければどうぞー!

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珍しく二宮さんに声をかけられたかと思えば、海先輩の好きなものを聞かれた。
そう言えば今日は先輩のお誕生日だったはずだ。

「直接聞かないんですか?」
「聞いたが、あいつはアレだからな。何も参考にならなかった」
「………なるほどです」

げんなりとした表情をしている辺り、海先輩のことだから、どうせ「匡貴さんですー!!」だとか返したんじゃないかと想像がついてしまって苦笑する。

「そうですねぇ……海先輩、いつも髪くくってるから髪飾りなんかどうですか?」
「……そうだな。参考にさせてもらおう。助かる」
「いえいえ」

ぺこりと頭を下げて去っていった二宮さんを見送る。
きっと今からプレゼントを買いに行くんだろう。
答えてから思ったけど、海先輩だったら、二宮さんから貰ったものはもったいなさすぎて家宝にするとか言い出しかねないなぁ。
それにしても、二宮さんって何だかんだ言っても海先輩のこと好きだよね、なんてニヤニヤしてしまった。
さて。
私からもお誕生日のおめでとうメッセージくらい送っておこうかな。

《海先輩、Happy Birthday!! 蓮華より》


End

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