memo | ナノ
 0526 無題

三郎と付き合ってる1個下の♂
卒業間近のお話
――――――――――――――

「三郎くん もうすぐ卒業だね」
「…実感ないけどな」
「僕は 1年独りぼっちになるね」
「なんだよ 寂しいのか」
「当たり前だよ。
…卒業しても 僕のこと
好きでいてくれる?」
「はぁ。お前 なんでそういうの
普通に言えるんだ
恥ずかしくないのかよ、」
「だって…
だって 今言わなきゃ
言えなくなっちゃうでしょ…?
毎日 会えなくなっちゃうんだよ?」
「泣きそうにするなよ。
最後の別れじゃないだろ。
…、僕だって お前のことは
大切に 思ってる、」
「!」
「寂しいのは別に
お前だけじゃ…ッ何笑ってんだよ!」
「へへ 嬉しいから…
寂しいの 一緒なんだね」
「〜ッ 当たり前、だろ バカ恭
…高校で待ってるからな」
「うん すぐに追いかけるよ
1年かかっちゃうけど、
すぐに」
「…恭 好きだ」
「うん…僕も 大好き」

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