フィルムに焼き付いた君の横顔
ルシファー僕の願いをかなえて
砂糖一個ぶんの命と引き換えに
当然思い浮かべるのは君なんだ

空想にキスを
別れの共に花束を
戻れない日々に終止符を

未来を蝕む月に鎖を
秘密は談話室に隠して
朝焼けに沈むコーヒー

まだ会えない愛しい人へ
夜の深さをはかる三日月
名前は僕がつけてあげる
神様はまだ振り向かない

嘘ばかりが愛だった
君のせいで咲いた毒
寄り添うのはユリの花

足音を消した好奇心
黒猫と水曜日
ステンドグラスに浮かぶかみさま

最果ての地で君を見送る

最後にキスを
夜は泣かない
夏の終わりに
来年はいない

君だけが本物だった
さよならを祝う物語
抱き締めるなら今夜だけ

捧げるならば薔薇の花束
夜空が君を連れ拐うから
涙で滲んだ手紙をどうか
楽園はいつも後ろにある
さよなら君との愛しい日

おいでよ僕と迷子になろう
手を引き誘う深夜２時
目撃者は月明かりだけ
花の棺に閉じ込めたなら
この微笑みは僕のもの
//誘拐

鋭いナイフに見えないフリを
真実は消える森の中
祈りも声も届かない夜
戻れぬ世界に別れを告げて
神様だけが知ってる結末
//Help me

額縁の中から世界を見下ろす
少女はただ未来を見ていた
過ぎ去ったのは遠い夢
その檻は窮屈だろう

金の揺り籠の中で眠る
罪深い接吻
銀のスプーンを持って生まれた子

溶けて消えたのは君の心臓
まだ始まりにすぎない話し
お揃いの指輪を君にあげる

天使に祈りを
太陽のない絵本
枕元にはテディベア
だから君が好きだった
指切りのあとはリボンを結んで

薔薇の柩で君は眠る
月の見えない夜を並べて
優しい指先で紅を撫でる
とっておきは君にだけ

名前はまだ知らなくていい
この仮面こそ世界を動かす
//anonymous

王冠は君が持っていて
きっと空も飛べるだろう
信じる心と少しの魔法
ネバーランドは眠らない

後ろにはもう誰もいない
ルビーの瞳で未来を見つめる
宇宙の始まりに君とふたり
ドーナツの穴から世界を見下ろす
死神が君なら喜んで命を差し出すのにね


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”//”のあとの言葉はそのお題のテーマ