だからわたしはいおちゃんが大好き。いおちゃんがいなきゃこんな世界で生きていけない。それくらい大切な存在。
「いおちゃ、いおちゃん。心配掛けて…ごめんね…。わたしいおちゃんがいてくれて、嬉しい、よ?だから、悪いこと…しちゃ、やだ」
「はぁぁぁぁぁああっ…っ!!しおはなんて愛らしいんですの!?跡部景吾ごときを心配し、私の手が汚れることを心配して下さるなんて光栄以外の何物でもありませんわっ!今の言葉は最高音質のボイスレコーダーに録音済みですわ!うふふっ、これでまた一つ詩織フォルダが増えました、ありがとうございます詩織っ」
マシンガントーク、なう!いおちゃんはたまに、いや大分常に暴走する。なのに可愛いのは、なんでだろ…?取り敢えず詩織フォルダってなんなんだろうね…?
二年と少し、いおちゃんと過ごしてるけど分からないことの方が多い。なんでわたしなんかを気に掛けてくれたんだろう、とか。まぁ、色々気になることはあるんだけどいおちゃんがわたしを好きでわたしがいおちゃんを好きならそれでいいかな…って思う。
だからね、いおちゃん。
少し力を緩めてくれると嬉しい、かな?
(なんて)
(嬉しそうないおちゃんに言えるわけないのだけれど)
+--+--+--+--+--+--+--+
ぁあっ、可愛い可愛い詩織。
小さな背丈に蜂蜜色の髪。普段は長い髪により見えませんが、くりっと大きな瞳。
その全てが私に向けられるなんてなんと幸福なことでしょうか!!詩織は小さな小さな子どものようで大人びた子でもあります。普段は人見知り故にあの可愛らしい瞳を涙で潤ませていますが、私に私だけに見せる控えめな笑顔は永久保存、人類の宝レベルの物ですわ!まぁ私以外に見せる笑顔なんて要らないのだけれど。
あぁっ、愛らしい詩織。私のこのように醜い独占欲を見抜いておられるのですね。私以外を見る瞳を抉り取って、私以外の人間と会話する口なんて塞いでしまいましょうか?いっそ私の家で一生を過ごすのは…!
私以外を見ないように、私だけを頼るように。祝福過ぎて死んでしまいそうですわ。
ねぇ、しお…詩織?私をアイシテ下さい。私以外を見ないで下さい。私を私を私を私を私を私を私を私を私を!!愛してくれなければ。
殺してしまうかもしれません。
だからね、詩織。私だけを見ていて下さい、ね?
清々しい程の依存症
(貴女がいなければ私は)
(息も出来ないほど貴女に溺れているのです)
終
「いおちゃ、いおちゃん。心配掛けて…ごめんね…。わたしいおちゃんがいてくれて、嬉しい、よ?だから、悪いこと…しちゃ、やだ」
「はぁぁぁぁぁああっ…っ!!しおはなんて愛らしいんですの!?跡部景吾ごときを心配し、私の手が汚れることを心配して下さるなんて光栄以外の何物でもありませんわっ!今の言葉は最高音質のボイスレコーダーに録音済みですわ!うふふっ、これでまた一つ詩織フォルダが増えました、ありがとうございます詩織っ」
マシンガントーク、なう!いおちゃんはたまに、いや大分常に暴走する。なのに可愛いのは、なんでだろ…?取り敢えず詩織フォルダってなんなんだろうね…?
二年と少し、いおちゃんと過ごしてるけど分からないことの方が多い。なんでわたしなんかを気に掛けてくれたんだろう、とか。まぁ、色々気になることはあるんだけどいおちゃんがわたしを好きでわたしがいおちゃんを好きならそれでいいかな…って思う。
だからね、いおちゃん。
少し力を緩めてくれると嬉しい、かな?
(なんて)
(嬉しそうないおちゃんに言えるわけないのだけれど)
+--+--+--+--+--+--+--+
ぁあっ、可愛い可愛い詩織。
小さな背丈に蜂蜜色の髪。普段は長い髪により見えませんが、くりっと大きな瞳。
その全てが私に向けられるなんてなんと幸福なことでしょうか!!詩織は小さな小さな子どものようで大人びた子でもあります。普段は人見知り故にあの可愛らしい瞳を涙で潤ませていますが、私に私だけに見せる控えめな笑顔は永久保存、人類の宝レベルの物ですわ!まぁ私以外に見せる笑顔なんて要らないのだけれど。
あぁっ、愛らしい詩織。私のこのように醜い独占欲を見抜いておられるのですね。私以外を見る瞳を抉り取って、私以外の人間と会話する口なんて塞いでしまいましょうか?いっそ私の家で一生を過ごすのは…!
私以外を見ないように、私だけを頼るように。祝福過ぎて死んでしまいそうですわ。
ねぇ、しお…詩織?私をアイシテ下さい。私以外を見ないで下さい。私を私を私を私を私を私を私を私を私を!!愛してくれなければ。
殺してしまうかもしれません。
だからね、詩織。私だけを見ていて下さい、ね?
清々しい程の依存症
(貴女がいなければ私は)
(息も出来ないほど貴女に溺れているのです)
終