依存と共存 | ナノ






「黄瀬ざまぁ!!wwwwwwww」
「うるさいっスよ!!


そもそもらしくねっスよ!!勝つことが全てだったじゃん!!なんでもっと強いトコいかないの?」
「あの時から考えが変わったんです。何より火神君と約束しました。君たちを…『キセキの世代』を倒すと」
「…やっぱらしくねーっスよ、そんな冗談言うなんて」


「ねぇ、デルモ。顔放送禁止っぽくなってるよー??だぁい好きな黒子っちに拒否されて悔しーんだ、ねぇ今どんな気持ち、ねぇどんな気持ちwwwww」
「月キャラ壊れすぎだ。ストップ」
「キャラはぶれてなんぼでしょ。ひゅーがも一緒にデルモざまぁする??」
「しねぇよ!!」
「あんたたち緊張感持ちなさいよ!!」
「wwwwwwww」


シリアスな一年生組を放っておいて、笑います。


だってもう黄色と関わりたくないし。どうせ練習試合で会うし。


黄色が帰った後の練習で悶々と考える。


いやだなぁ…。
辞めたいけど、そんな事したら先輩怒るし…。いや先輩の前にりっちゃんに怒られる。


「りっちゃぁん、頭使いすぎてハゲそうです…」
「普段授業サボってるんだからじゃないの??」
「違うもん!!あとサボりじゃないし、生徒会のお仕事だし!!」
「あーはいはい」
「流すなぁ!!私こんなんでも真剣なんだからね!!」
「黒子君、沈むなぁ!!バ火神ダンクばっかしてんじゃないわよ!!」


そもそも無視ですか、そうですか…。
いや拗ねてなんかないんだよ??




来るべき海常との練習試合。


正直行きたくないなぁ


そう言ったら先輩に投げられるんだろう、なんて想像が簡単にできてしまうこの脳が憎い!!






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