▽(0807) 愛の実験


「俺を見つける度に『池袋に来るな』って忠告して回るくらいなら、いっそシズちゃんが池袋を離れればいいだけの話じゃないか。そうするほうが楽だしずっと利口だ」
「何で俺が手前のために地元を離れなきゃなんねえんだ」
「ほら、またそうやって言い訳する」


↑例の如く、文中に入れたかったけど結局入れる箇所が見つからなかった会話。
折原さんに会いたくないが為に住み慣れた地元を離れるっていうのも癪な話だよなあ、と思いはするけど、静雄が本当に折原さんのことを本気で殺してやりたいし二度と顔も見たくないほど嫌っているのだとしたら、そんなナリフリ構ってられないんじゃないかなあと思いもするのです。
池袋に来るな来るな言ってる割に、自分はわざわざ新宿まで出向いたりもしちゃうんだから結局のところどっちもどっちというか。

あれだけ毎回殺す殺すと息巻いてはいるけど、実際折原さんのことを本当に殺せるような状況に陥った時、静雄は恐らく折原さんを殺さないだろうなあと思う。殺さないというよりかは殺せないだろうなあ、と。
殺人罪で逮捕されちゃうから、とかそんな理性的な考えが働いて躊躇っちゃうわけじゃなくて、何かただ単純に殺せないだろうなあ、って。そう思うのです…。


オチてないし長々と喋ってるだけで話もまとまってないし、ちょっと上げるの迷ったんですけど所詮は貧乏性なので、上げ……ちゃう!すみません!
うわー本当もう自分の理想通りのイザシズが書けるようになりたいです。そうなれたらどんなに幸せなことかー…!
くっそー、あがくよ、あがきまくるよ…


(23:52)



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