ばいばい、愛しの殺人鬼様
君が戦場を広げたの
この刃の振り下ろす先に
僕と君の罪はともに愚かだったことだろう
君がいない日を想うと心が震える
ねぇうさぎさん私を連れてってよ
鳥籠を潰して欲しい
アイスクリームの魔法にとけて
パンドラの箱の中身を知りたいですか

ねぇ神さま、神様ねぇねぇ
死神の恋文
いとしい影の輪郭を撫でた
指先に募る痛みと憎しみ
この想いだけでは人は殺せない
私はいつだって正しくありたいと、正義の側の人間でいたかった。汚れなんて知りたくはなかった。綺麗なままでいたかった、のに。
星を踏み潰してもまだ足りない
君に相応しい死をあげよう
祈りは遠く、この水底にすら届かない

たった一人の英雄気取り
汚れた掌じゃなにもすくえはしない
僕の足跡を潰して、
跡形もなく、消え去ってしまいたい
星の音が遠く響いてる
この世界にただひとり、愚かな人
君だけの痛みを僕にもわけて
さびしいね、そんなにも足掻いてるのに誰にも気づいてもらえないなんて
ぼくをあいして
さよなら世界と
空の向こうに消えた色に似た君
嗚呼そういえばそんなことも言ったね

地獄でまたあいましょう
この桃色の糸の先に君がいればいいな
ほら地獄の季節がやってくる
この山は僕の罪だけが積まれている
青空の下で落ちて行った君
ひまわりの死神
くたばれ大馬鹿野郎

預言者の間違い
こんなものでしかなかった
ゴミ箱に沈んだ白い塊
無意味だっていい、
君たちと共にいたかった
月の輪郭をなぞってみたら
こんなにも僕たちは幼く、愚かだった
その痛みにさえ気づかない
心が凍ってしまいそうだよ
いっそのこと殺しておくれ
君がいなければ僕に存在する意味なんてないのだから
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