泣き虫は死んだ
過ぎた事をいつまでも
見たい景色があった
栞を挟んだ記憶
爽やかな心地を味わいたくて
風の贈り物
薄い反応さえ愛おしい
塩味の涙を舐めてみた
秘密が好きなの
絡めた指先から伝わる熱
虚しい孔を埋めてよ
たったひとりぼっちのお月さま
我慢強い子は好きだよ
一瞬だけ触れていたかった
朝霧に溶けてしまえばいい
守りたいのは君じゃなくて
約束さえ零してしまった
好かれ過ぎた故の結末
最期の謎をあなたが食して
チョコ味のほろ苦い思い出

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