談話室にて(※殆ど会話文)

「お風呂入りたい」
「ししっ入ればいいじゃん」

その言葉にばんっと机を叩いて立ち上がる。傍らにいたスクアーロがびくりと肩を揺らした。

「寒い!」
「はあ?」
「だから、お風呂上がったとき寒いの!」
「暖房入れろよ」
「だんっ…!?おまっ私の部屋に暖房ないの知ってるでしょ!風呂借せ!」
「暖房ないのはボスに言えよな」
「なるほどボスに風呂借りる」
「やめとけ」

〜ボスの執務室〜

「ボス風呂借りる!」
「死ね」
「えっ」
「自分の部屋のお風呂使いなさい」
「ボス酔ってるよ…やだボス私の部屋寒いの!」
「暖房つけろ」
「暖房がねぇんだよくそボス!」
「なんで暖房がねぇんだよドカスが!」
「死ね!ウイスキー浴びて死ね!お前が暖房設置してくれなかったんだよお前が!」
「俺…が…?」
「そうお前」
「この、俺が…?」
「いいから風呂入れろ!」
ガッ
「いたっ殴った!やべぇ頭の骨折れたかも」
「そのまま脳みそに刺さって死ね」
「お前が死ね」
「ああもういいよ!ボスと話してると頭痛いスクアーロの風呂借りる」
「おい待て」
「なに」
「スクアーロの風呂場にはフィッシュ竹中がいる」
「え、ほんと?」
「んなわけねえだろくそボスがあ!!!!!」
ヒュッバリーンッ
「うるせぇカス鮫死ね!そして死ね!」
「スクアーロいつからそこに…」
「なまえ…後は頼ん…だ…」
「後ってなに!?なんなの!?そしてあっけないよスクアーロ!」
「おいなまえ」
「はい…!(なんか物凄く機嫌悪い…?)」
「俺と風呂場で…愛を確かめあおうぜ…」
「きもい!ボスきもい酔ってる!いつの間にかボトルあいてる!」
「なまえの瞳が輝いて俺を照らしてる」
「こっち来んな!」
ガッ
「ぶっ!」
「酔ったボスきもい…」
「いたた…おい俺いま何かしてたか?なんか記憶ないんだけど」
「いいえ何も。私の部屋に暖房設置してください。そして死んでください。」



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